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生年月日： 昭和２４年１月２８日（山口県下松市）
所属機関：高知大学 医学部附属病院 次世代医療創造センター
役 職：特任教授
機関所在地： 〒783-8505 高知県南国市岡豊小蓮
TEL: 088-880-2574 or 088-880-2402
FAX: 088-880-2574
学歴
昭和４８年３月 金沢大学薬学部卒業
昭和５２年３月 大阪大学大学院薬学研究科修了
昭和５６年３月 金沢大学大学院医学研究科修了（医学博士）
職歴
昭和５５年４月 日本学術振興会大学院特別奨励研究員
昭和５７年１月 （財）癌研究会癌研究所・研究員
昭和６１年６月 （財）癌研究会癌研究所・主任研究員
昭和６３年１０月 金沢大学がん研究所・教授
平成９年４月
東京大学医科学研究所・教授
平成１５−１９年 東京大学医科学研究所・副所長
平成１９−２３年 東京大学医科学研究所・所長
平成２５年３月 東京大学定年退職（東京大学名誉教授）
平成２５年４月 高知大学医学部附属病院 特任教授
留学
昭和６３年ー平成元年
米国ＮＣＩ／ＮＩＨ・病理部・がん転移研究部門（Dr.
L.A. Liotta）
受賞
昭和６２年 日本癌学会奨励賞
昭和６３年 UICC, American Cancer Society,
Eleanor
Roosevelt
International Cancer Fellowship
平成１５年 Distinguished Service Award from
Springer
平成１６年 第２回佐川特別研究助成賞
主たる学会・社会活動
平成１８-２４年 日本癌学会理事
平成２１-２２年 日本癌学会副理事長
平成１８年‐２０年 日本学術会議 連繋会員
平成２０年‐２３年 日本学術会議 第２１期会員
平成２３年より 日本学術会議 第２２期会員
平成２０年度 国立大学附置研究所・センター長会議会長
その他：日本がん転移学会：評議員、元理事、日本がん転移学会第１１回学術総会会長
（１）受賞タイトル（日本語／英語）
日本語：
膜型マトリックスメタロプロテアーゼ（MT1-MMP)の発見とがん研究への展開
英語：
Discovery
of
membrane-type 1 matrix metalloproteinase (MT1-MMP) and
establishment of a novel research field involving cancer invasion
and metastasis
（２）受賞理由（日本語／英語）
日本語：
清木博士は、がん細胞が周囲組織に浸潤する際の鍵となる酵素として、膜型マトリックスメタロプロテアーゼMT1-MMPを発見し、MT1-MMPによるがん細胞表層での様々な基質タンパク質の切断による機能変換が、がんの増殖、浸潤、転移の制御に重要であることを明らかにした。このことにより、がん細胞表層における"Pericellular
Proteolysis"の重要性を明らかにする先駆的な研究で世界をリードした。
英語（上記日本語の英訳）：
Dr. Seiki discovered membrane-type 1
matrix metalloproteinase (MT1-MMP) as a key enzyme in cancer cell
invasion into stromal tissues.
He subsequently demonstrated that
the cleavage of various proteins on the cell surface by MT1-MMP
and their consequent functional conversion are important for the
proliferation, invasion and metastasis of cancer.
Through these pioneering studies
on “pericellular proteolysis”, he has made an extraordinary
contribution to the basic field of cancer research.
（３）賞状用受賞理由がん細胞が周囲組織に浸潤する際の鍵となる酵素、膜型マトリックスメタロプロテアーゼMT1-MMPを発見し、基質タンパク質のがん細胞表層での切断ががんの増殖、浸潤、転移に重要であることを明らかにした。
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