〇生年月日： １９６２年（昭和 ３７年） ８ 月 １２日
〇出身地： 岡山県
〇現職： 京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座 教授
〇プロフィール
１９８８（昭和６３）年 東京大学医学部医学科卒業
１９９２（平成 ４）年 東京大学大学院医学研究臨床第一医学専攻卒業
＜職歴＞
１９８８（昭和６３）年 東京大学医学部附属病院 内科研修医
１９９３（平成 ５）年 東京大学医学部附属病院 非常勤医員
１９９６（平成 ８）年 日本学術振興会特別研究員
１９９７（平成 ９）年 東京大学医学部附属病院 第三内科 助手
２００２（平成１４）年 造血再生医療寄付講座 特任准教授
２００６（平成１８）年 ２１世紀COEプログラム 特任准教授
２００８（平成２０）年 東京大学がんゲノミクスプロジェクト 特任准教授
２０１３（平成２５）年 京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座 教授 （至現在）
〇所属学会等
日本内科学会、日本癌学会（評議委員）、日本血液学会（理事）、日本分子生物学会
日本生化学会、米国血液学会、欧州血液学会
〇主な受賞
１９９６（平成 ８）年 ベルツ賞
１９９７（平成 ９）年 日本癌学会奨励賞
２０１０（平成２２）年 日本癌学会Meuverney賞
２０１２（平成２４）年 ２０１２年ナイスステップ研修者
２０１３（平成２５）年 日本血液学会賞 / 日本医師会医学賞
２０１４（平成２６）年 佐川特別賞 / 持田記念学術賞
２０１６（平成２８）年 高松宮妃癌研究基金学術賞 / 上原賞
文部科学大臣表彰・科学技術賞 / 武田医学賞
２０１７（平成２９）年 第一三共-高峰賞
２０１８（平成３０）年 紫綬褒章
２０１９（令和 １）年 ベルツ賞
２０２２（令和 ４）年 大学発ベンチャー表彰2022・文部科学大臣賞
〇受賞タイトル
網羅的ゲノミクスによるがんの病態解明と初期発がんに関する革新的研究
〇受賞理由
小川誠司博士は、網羅的ゲノム解析を駆使した研究により、骨髄異形成症候群（MDS）や若年性骨髄単球性白血病、成人T細胞白血病リンパ腫（ATL）、赤白血病などの造血器悪性腫瘍の病態の全貌を解明した。さらに、食道上皮や炎症性腸疾患および再生不良性貧血などの前がん病変からの発がんなど、早期発がん機構を解明に多大なる貢献をした。 |
