略歴
１９５２年 (昭和27年)大阪府生まれ。
１９７７年 (昭和52年) 大阪大学医学部卒業。4年間、消化器外科医として勤務。
１９８１年(昭和56年) 大阪大学医学部附属分子遺伝子学教室研究生。
１９８４年(昭和59年) 医学博士(大阪大学)。
１９８４年(昭和59年) 米国ユタ大学ハワード・ヒューズﾞ医学研究所・研究員
１９８７年(昭和62年) 米国ユタ大学人類遺伝学教･ 助教授。
１９８９年(平成元年)（財）癌研究会癌研究所生化学部部長。
１９９４年(平成6年)東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授。
１９９５年(平成7年)より 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長。高度多型性ⅤＮＴＲマーカーの単離により、ヒト染色体遺伝的地図､遺伝性疾患、癌抑制遺伝子の染色体欠失解析の進展に大きく寄与した。
１９９１年には大腸癌抑制遺伝子ＡＰＣを発見。その後、多数の癌関連遺伝子の同定や癌抑制遺伝子p53の標的遺伝子の機能解明により、分子レベルでの癌理解や診断に大きく貢献。
受賞歴
１９９２年(平成4年) 高松宮妃癌研究基金学術賞
１９９５年（平成7年） 日本人類遺伝学会賞
１９９６年(平成8年) 武田医学賞
２０００年(平成12年) 慶應医学賞を受賞 |
