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吉田富三賞
 

第7回 平成10年
黒木登志夫
(くろきとしお)
略歴
1936年(昭和11年)東京生まれ。
1960年東北大学医学部卒。インターンを経てがん研究に入る。東北大学抗酸菌病研究所
(現加齢医学研究所)肺癌研究部助教授(1967年)、東京大学医科学研究所癌細胞研究部
助教授(1971年〜1984年)を経て、1984年から1996年まで同教授。この間、米国ウイスコ
ンシン大学に留学(1969年〜1971年)、WHO国際がん研究機関(フランス・リヨン市)に勤務
した(1975年〜1978年)。
1996年3月東京大学退官。4月より昭和大学腫瘍分子生物学研究所所長。東京大学名誉
教授。専門は発がんとがん細胞の細胞生物学。
吉田富三教授の孫弟子に当たる。
2000年日本癌学会会長内定

主な受賞
1970年試験管内発がん実験により第4回高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。
1998年日本癌学会吉田賞受賞。
英文発表論文:220編
邦文発表総説:145編
邦文編著書:21編
代表編著書
『がん細胞の誕生』朝日選書284、朝日新聞社、1989年
『がん遺伝子の発見』中公新書1290、中央公論社、1996年
『科学者のための英文手紙の書き方』朝倉書店、1984年
『細胞内のシグナル伝達』日経サイエンス社、1996年