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吉田富三賞
 

第3回 平成6年
豊島 久真男
(とよしま くまお)
略歴
1930年(昭和5年)大阪市生まれ
1954年(昭和29年)大阪大学医学部卒業 同大学院
1969年(昭和44年)Rous肉腫ウイルスB77株の温度感受性(ts)変異株の分離に成功し、初めてウイルスがん遺伝子の存在を証明した
1972年(昭和47年)大阪大学微生物研究所教授
1979年(昭和54年)東京大学医学科研究所教授
1987年(昭和62年)同研究所長 日本学士院賞
1990年(平成2年)大阪大学微生物研究所長
1994年(平成6年)より大阪府立成人病センター総長となる 発がんメカニズムの研究に取組みラウス肉腫ウイルスがん遺伝子を発見、その後のがん遺伝子研究の発展に大きく貢献した。豊島博士の業績の中で、最も重要なのはがん遺伝子の発見である